ミッション：インポッシブルのbutasuのネタバレレビュー・内容・結末

改めて観てもやっぱり面白い。主人公を残してチーム全員が死ぬ、という予想もつかない冒頭から、先の読めない展開が続き、観ていて飽きない。いやまぁ、女とジャン・レノが怪しいのはわかってしまうが、それでも十分楽しめる。というかむしろ怪しいやつがちゃんと怪しくて、良い奴っぽいやつがちゃんと良い奴なので非常に安心。心穏やかに観ることができた。そして何と言ってもやはりあのCIAに潜入する宙吊りのシーン。全部知った上で観てもやっぱり最高にハラハラして面白い。逆にラストの走る列車の屋根でのアクションは、ちょっと派手すぎてそれほどのめりこめなかった。全体的に脚本と演出が非常に上手い。ジャン・レノの登場の仕方はすごい好きだし、「事実に気づいたが気づいていないふりをして会話を続ける」シーンの見せ方も本当に巧み。そしてもちろん音楽は最高。そんでもって最盛期トム・クルーズの魅力も凄まじい。こんなのヒットしないわけがない、間違いなく名作中の名作だった。