このレビューはネタバレを含みます
巨大な水槽を爆破し、水と戯れるトム。CIAの本部に忍び込み、宙吊りにされるトム。ヘリを爆破し、爆風でぶっ飛ぶトム。そして、見事な手品でディスクを出したり消したりしてジャン・レノをからかうトム。
トム・クルーズの初プロデュース作品であり、テレビドラマ【スパイ大作戦】の映画化第1弾である本作は、オープニングの時点でトム・クルーズ演じるイーサン・ハント以外のIMFのメンバーを全滅させ、テレビドラマ【スパイ大作戦】でIMFの二代目リーダーだったジム・フィリップスを裏切り者に仕立て上げ、シリーズを仕切り直したトムのトムによるトムのための【ミッション・インポッシブル】。
とりあえず、ブライアン・デ・パルマ監督のケレン味の効いたしつこいくらいのサスペンス演出は素晴らしかったのですが、ジャン・レノとヴィング・レイムスしかキャラが立っていなかった事と脱ぎ要員のエマニュエル・べアールが脱がなかった事が残念でした。
