このレビューはネタバレを含みます
何となくしか記憶に残ってなかった2018年に起こったタイの洞窟にサッカーチームの子供12人とコーチ1人が冠水によって閉じ込められた時の救出の実話。遭難から10日後に生存が確認され全員が救出されるまでの18日間。
泳げない閉所恐怖症気味の私には絶対無理。
信じられないのがこのイギリス人洞窟救助チームがボランティアって事なんだよ。凄すぎる。体の疲労も精神的疲労も半端じゃ無いと思うし、せめて有償ボランティアであって欲しい。最初はタイの海軍にあまり受け入れられなかったけど、だんだん信頼を得ていく所も良い。親御さん達の心配、良い知らせがあった時の喜び。ずっとありがとうと言っていて彼らに対する感謝や尊敬が伝わる。
外で洞窟に水子流れ込まない様にダムを作ってた人たちも凄かった。水田が無駄になっても子供達を助けたいという村人。各国のポランティアや救助隊。それを支援するために集まった人達。
子供達とコーチが10日間何も食べないで頑張ってたのも凄い。子供達自身の強さとコーチの子供達を纏める優しさが無ければパニックになったり失望してしまってたと思う。
麻酔で眠らせる作戦で最初は生存率が2〜3人って言ってたのに全員生還できて良かったが救助隊の方が2名亡くなってしまったのは悲しい。
長いしキャンプ、洞窟、水中と絵面は変わらないものの全然飽きずに見れた。
そしてこの洞窟は水没したと最後出てきたが
怖すぎて洞窟観光には雨予報の時は行きたく無いと思った。
