甘口パンダ

少年、何かが発芽するの甘口パンダのレビュー・感想・評価

少年、何かが発芽する(2021年製作の映画)
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“AI脚本家によるショートフィルム”、、、❓
ちょっと意味がわからないなと思いつつ、こちらもチョイス。

AIが物語を作る?作れるんですか?


ということで、NHKのNEWS WEBでこの映画に関するAI脚本制作過程の記載があったので、つまみながら転載。↓

①膨大なデータをコンピューターに学習させる手法で多くの小説や脚本などをAIに読み込む。

②たとえば、「山」という単語には「登る」「高い」など、関連が類推される単語をさらに学ばせる。

③単語のつながりを学習したAIに対して、人間が60文字程度のあらすじを入力する。すると、AIはこのあらすじを基に単語どうしのつながりを類推し、起承転結に4分割した文章を作成する。

④微調整を加えたのちに、完成した脚本に監督がせりふを書き足して映画を制作。

ストーリーについて、その意味やねらいについて議論したくてもできない。だってAIが書いたストーリーだから。だから、後から人間の創造力を働かせて、監督が映像やせりふを肉づけしたとのこと。






「この場面では、きっとAIは趣味の園芸を採用したに違いない」とか「ここは小学2年生の学習要綱か?笑」「トマト料理のレシピ本読んだな」みたいなことを推測しながら映画をみました。今までにない楽しみ方でした。

この脚本はあまり面白いとは思えなかったけど、AI脚本と知らなくても、ちゃんと映画として面白い作品が、これからは出てくるようになるのかな?楽しみです。
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