3作目を最後まで見終えて思うのは、
「原作が読みたーい😭」です。
指輪って本当に怖い。
指輪は誰もあらがえない引力を持つという設定のもと、物語の登場人物たちの不完全で人間くさい描写が印象的な映画でした(人間じゃないキャラのほうが多いけども)。
ひとりひとりの人物や戦いについてよりも、もっと大きく物語を捉えてレビューしたくなる映画。でも映画のスケールが大きすぎて、全く歯が立たない。
ラストの解釈は映画だけでは難しく、
解説サイトをみあさりました。これは、「スペシャル•エクステンデッド•エディション」をレンタルしてくるべきかもしれない。
一回目の鑑賞ではハッピーエンドのような、メリーバッドエンドのようなラスト、と思っていたけど、『すばらしき映画音楽たち』(2016)を鑑賞後に音楽に注意を向けながら見直すと、大きな物語の流れを改めて感じて、個人(フロド)にとってどうだったのかは気にならなくなった。そんなことを言っても仕方ない、そうなるしかなかった。壮大な物語の終わりに相応しいな、と。
上映時間の長い作品だけど、この三部作はまさしく“3つでひとつ”。いまは、両手で持ちきれない大きなものを抱えている気分。
最初から、今度は音楽も楽しみながら、またゆっくり見返したいと思います。