ゾンビではなく「人間の欲望を増幅させるウィルス」が蔓延した地獄を描いた、上映禁止待った無しのグロ映画。
油をかけて火傷した顔の皮膚を剥がすとか、目玉を抉ってそこに性器突っ込んで犯すとか、そういうシーンが延々と続きます。
とはいえ「グチャグチャにされた後の死体」が映されることが多くて、肝心の「グチャグチャにされるところのドアップ」が見られないので、
ホステルやソウの方が、
痛そうではありましたね。
町中の人々が「本当は心の奥でやりたいけど、普段は理性で抑えてる暴力」を、リミッター解除で実行に移すという現象なので、
あの映画で行われてるグロ行為って、
やろうと思えば出来るんだという怖さはありました。それこそいま観てる映画館の後ろの席の奴が、ナイフを振り回す可能性も0%じゃないよなぁみたいな。
ただ、グロに特化したあまり、
ド派手にせざるを得なくなり、
その分怖さが薄まってしまった気がします。
序盤のババアは100点やったんやけどなぁ。