移動中の読書で声かけてくるの本当に嫌な気持ちになるよね。本当にしつこいので、こちらが狂いかけてしまう。
それにしても昨今の台湾映画といい、台湾ドラマといい、過激描写がちょっと凄絶というか、数段はっちゃけているの、単純に特殊効果やスプラッターカルチャーが盛り上がっているというより、やっぱりここ10年の政治、社会的な逼迫感をものすごく感じる。
それまでも静的な抑圧を描く作品は多かったけど、動的な作品がどんどん出てくることに、一消費者として単純なエンタメとして手放しに享受することに疑念は抱き続けたい。作品を楽しむその向こうに、絶対的な現実が存在していることを忘れてはいけない。