ワンシチュエーション、なおかつ脱出モノ元祖ということですが初めて鑑賞。
「世にも奇妙な物語」的なお話ですが、プロットがしっかりとしていて同じ景色の低予算なのにもかかわらず一瞬も目が離せない緊張がずっと続く。
変化する人間関係、主従関係で部屋が変化する度に登場人物に対する印象も変わっていくのが面白い。
気味が悪い人間が頼りになりそうな人間になったり、男らしいと思っていたら、自己中だったり・・・
倫理観と生存本能もしくは絶望と諦め。もしも自分がこのCUBEのなかに閉じこめられた一員だったらどこに行き着くのだろうかと考えると怯える。
ちなみに夕飯前だったので、既にこの作品を観た旦那さんに、これグロい？って確認したら「全然！」って言ってたのに、結構序盤にエグいシーンが登場してびびった。
人の感覚って当てにならないね。
