「早春」の監督、スコリモフスキーさん。
ロバたちの演技に拍手でした。
動物愛護団体の手により、劇団から引き離されてしまったEOは、さまざまな場所を転々とする羽目に。
時には危険な目に遭ったり、優しい人もいたり、人間に利用されたり。
動物愛護団体はエゴでなく、動物の幸せを考えられているのだろうか?
動物にも感情があるということを、人間はわかっているのだろうか?
そんなことを考えさせられる作品。
EOの美しい瞳と色彩美の数々がスコリモフスキーらしく素敵だった。
かなり、ロバたちに配慮して撮影されたのだろうなと感じた。
この作品に関わる人々の、動物たちに対する愛も感じた。