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アルマゲドン・タイム ある日々の肖像のmhのレビュー・感想・評価

3.5
Fan’s Voice独占最速試写会に行って参りました。

監督自身の記憶と経験から作られた物語だそうです。

それを知らずに観たので、観た後に頂いたプレスシート見てやっと納得しました。

1980年代のアメリカの話。

ポールは絵を描くのが好きで、クラスの気の合うジョニーとよくつるんでる。ある日、自分が蒔いたタネから起こったことが事件になってしまう。

人種差別や偏見、家父長制、私立高の教育問題、パワハラなどなど、少年の周りで起こった出来事が綴られます。
この辺りは現代にも起こりうることなので、それそこ着てる服以外は特別古さを感じない。

男の子の友情を映し出す予告編やあらすじを読むと一瞬「スタンドバイミー」的な物語を想像するかと思うんですが、ちょっと違う。

語り部的な作家の役目はおらずナレーションなども一切なく、
純粋にポールの年齢のままの目線で描かれる。

監督がそのような視点で描きたかったようで要は話を盛ったりした脚色がない感じなんです。

ドラマを見過ぎなせいか、その辺が正直に書くと私の好みじゃなかった。

子ども目線なので親の気持ちも想像は付くけど、よく分からない。その後の展開もなかったので、ちょっと物足りなさを感じてしまいました。

ラストに至ってはあの後どうなったの?どういう意味?
さっぱり意図する所が分からなかった。(すみません)

しかし、他のレビュー読むと良かったと書いてる人もいるので、これは好みの問題かも知れません。

アンソニーホプキンス演じるお祖父さんと、この孫のポールの関係や2人の演技は良かったです。

気になる方は出来ればよく睡眠を取った上で、劇場でご確認下さい🙏

私とは違う感想を持つかも知れないので。
百聞は一見に如かずです!


あと、全く本編と関係ないん余談ですが、ジョニーを演じていた黒人少年のジェイリン・ウェッブくんが今推してるタイ俳優のJoong君に似てて妙に親近感湧きました😆この子も可愛かった。

子役2人とも将来が楽しみですね。
mh

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