ダルデンヌの新作は、必ず劇場に足を運んでいる。でも、うちの奥さんは絶対ついてこないけど笑。
最近は絶望のなかにも救いのある作品が続いただけに、いつにも増して冷たい世界感を感じる。ダルデンヌの「怒り」を感じる。まぁだからこそサスペンスの緊張感が途切れないし、トリとロキタの仲睦まじい関係がいっそう輝いてみえるのだけれど。
いつものムダのない短尺はさすが。音楽で例えると「楽譜」のままの作風か( ͡° ͜ʖ ͡°)。脚色もなく、淡々と音符が並ぶだけ。それをどう編曲しエモーショナルにするかは観客次第。でも丸投げではない、すげーよダルデンヌ( ̄∇ ̄)