みちたろ

クライムズ・オブ・ザ・フューチャーのみちたろのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

肉体の痛みと臓物がアート、「内なる美」として認識されるディストピアを説得力を持って描けているのは凄かった。もう少しその荒廃した世界を見せてほしかった気もする。

アートや人間の肉体的進化をどこまで許容するかについてをテーマとしていたが、結局そのどちらも制御できずに主人公が痛みと快楽の極地(人類の進化)に辿り着くというオチは結構好きだった。ラストの目が開くショットは『ブレードランナー』を想起した。
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