このレビューはネタバレを含みます
まずジャケを見て西川貴教さんか⁉️と😛
内容はシリアス。
イラン🇮🇷の聖地マシュハドで実際の娼婦らが犠牲になった連続殺人事件を基にしている。
娼婦に対して憎悪感を持つ犯人とそれを肯定する人たち、警察👮♀️も街の浄化として目を瞑る。
殺害犯を探し出すようなミステリーでは全くなく、女性の人権を無視した社会を炙り出している内容だ。
女性ジャーナリストのラヒミはこの事件を不審に思い、自ら囮となって犯人を明らかにする。
犯人のサイードは逮捕され有罪となり、死刑判決を下されるが、彼を擁護する警察内部の人間もおり、脱獄させようとする企みも…💦
しかし、ラヒミらが死刑執行見届けようとすることで、脱獄計画は図ることが出来ず、サイードの死刑は執行された。
娼婦の存在を社会悪としてとらえ、抹殺しようとする犯人だが、本来はそのバックにある犯罪組織やドラッグの温床になっているところであるはず。娼婦をこの世から失くすことを口実にしているだけのサイコキラーにしか見えない😠