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聖地には蜘蛛が巣を張るのMoscatoBiancoのレビュー・感想・評価

聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)
3.0
「すべては神の意思だ」

1年間に16人(街娼)を絞殺した殺人犯サイード・ハナイの実話ベースの映画です。死刑執行済み。舞台は聖地マシュハド(テヘランに次ぐイラン第2の都市)です。

次々に被害者が増える一方で、手がかりがさっぱり無いという状況です。これをテヘランからやって来た記者が取材する展開です。

被害者が皆さん街娼なので、街の浄化だという見方をする人たちも大勢います。もちろん犯人もそうで、神から与えられた使命だと主張します。

まあ何でも神の思し召しにしておけばオッケーということで。。?
・・・ そんなアホな話はないので、ワイは全力で宗教を否定するわけです。

◤◢◤◢ 以下ネタバレ注意 ◤◢◤◢

映画では、16人の被害者家族のうち4家族は賠償金支払で刑の免除に応じたことになっていました。でも残りの12家族が応じなかったので、結局死刑✕12の判決になりました。
この場合、賠償金支払を完了したうえで死刑が執行されるのでしょうか? それとも賠償金を支払ったところで意味無いから、即執行でしょうか?
裁判官は死刑✕12と賠償金✕4の両方を申し渡していましたが、死刑執行はすぐっぽかったです。
ひょっとして15家族に賠償金を支払っても、応じない1家族のおかげでやっぱり死刑とか?
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