全編ほぼ水着女子の自意識過剰モノローグだけで成り立つ映画、誰が観るの?と思うが面白い。
小説とかって、自分の社会的属性や性別や性格からは離れて、主人公の内面に寄り添って全く別人である主人公の物語を追体験できる所があるなと思って、映画や漫画とは違う経験ができるところが好きなんだけど、少しそれに近い。
ずっとこの主人公のモノローグ聞いてると、もちろん別の自分という人格はチェイスのこと笑ったり引いたりして楽しんでるんだけども、何となく同化してくる感じもあって、この念仏ばりの催眠マシンガントーク具合もまたおもろい。
聞いてるようで聞き流して見てるところもあったが、でも退屈せず聞いてられるセリフも良い。他人との交流から垣間見える他者から見た主人公ってのも面白いし、なんか上手くできた映画。
なんかすごく絶賛してる感じになったがちょうど良いB級感でした!