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ポップスが最高に輝いた夜の茻のレビュー・感想・評価

ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)
4.5
知らない人はいないあの曲We are the worldのドキュメンタリー。

こんなに映像がしっかり残っていて、今見れた事に感謝!

当時のトップスター集結映像。不勉強で知らない人も居るけど、当時のスター同士の関係性や、やり取りを見ているだけでめちゃくちゃ面白いし、ライオネルリッチーは幼稚園の初日って言ってたけど本当にある意味学園ものみたいで面白い。スターな強者しかいないのに…笑 みんなで学園祭の為に一致団結してるドラマみたいな。

ダイアナロスはいつも自然にクラスの中心にいて誰とでも仲がいい子で…(妄想)
ライオネルリッチーは全力で学園祭実行委員。
レイチャールズがあの笑顔で冗談言いつつ脱線しそうな場の雰囲気を良い方向に戻したり(意外と頼りになる)。
スティービーワンダーは何しても、スティービーだもんね、で許されてて
マイコーは意外にも全然浮いてないw

シンディーローパーじゃなくてマドンナだったらマドンナはどんな感じなんだったんだろう?って思ったり。

最後の最後までダイアナが残ってるのを見て、本当に学校(このクラス)が好きなんだね…😢って思ったり。

そしてボブディラン!
ボブディランってカリスマ過ぎてボブディランカルト(失礼すぎ)を形成しちゃってる自分に酔ってる系アーティストなイメージでちょっと苦手だったんだけど…めちゃくちゃ好きになった!!!!
最初は超口パクやんwて思ったけど、ほぼ居残り状態で最後まで残ってでも頑張ってた…😢プリンスとか、参加してないからね。それに比べてボブディラン本当偉い!最高!(完全に文化祭のクラスとして観てしまってる💦)。不器用なだけでめちゃくちゃ良いヤツやん…ってイメージ変わったw (ごめんなさい天下のボブディラン様に何様🙇)

なんかアル中の人もいたりね。ライオネルリッチー本当大変。

まず大人数で室温高い中、長時間、場合よっては朝まで、みんな汗ダクで、結構ボロボロの様でレコーディングしてたんだなぁ…大変だなーってこのドキュメンタリーを観たら分かるんだけど、MVを見直すと、同じ映像素材のはずなのに、みんなすごくキラキラして見えて、まるで一瞬スタジオにきて、かわるがわるワンフレーズ歌ってサッと帰って行ったかのような映像に仕上がっているのも面白い!
あと、ドキュメンタリーではマイコーは悪目立ちとかしてないんだけどMVで別撮りのキラキラ映像挟んで目立ってるのズルいな!笑
みんなボロボロの様を撮られてるのに(全然そう見えないようになってはいるけど)ww
これが、マイコーが(大先輩達差し置いて)調子乗りすぎじゃね?ってちょっと叩かれた事件の1つですよね。これはしょうがないぞ。

とにかく、誰もが何度も聞いた事のあるこの曲だけど、チャリティーを目的に一夜限りでミュージシャンが集まってこのWe are the world が生まれたのって凄い事だなぁっと、
集まったメンバーにしても不確定要素が多くて、We are the world がない世界も、全然違うWe are the world が生まれてた可能性もあったんだなぁ〜って改めて思った。

当時のあのスタジオで、回顧インタビューを収録しているのも、すごく胸が熱くなった。
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