いじゃ

ゴールデンカムイのいじゃのレビュー・感想・評価

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)
4.2
すごくゴールデンカムイを好きな人が序盤を見どころを漏らすことなくとっても上手くまとめた!!!って感じの映画だった。
原作への敬意以上に、ゴールデンカムイが大好きだー!!!って全部出したい!!!!という気合いを感じる…。

緩急の付け方が原作よりアニメの方がテンポ近いかなと思った。ゴールデンカムイは冒険!ロマン!歴史!バトル!バイオレンス!ハント!グルメ!ギャグ!シリアス!ってあらゆる要素を含む作品だから、その魅力をどう整理するかがすごく難しいと思うんだけど、主軸は冒険ロマンと杉元の心の傷でありながら、そればかりではない形でギャグやグルメが挿入されてた。
特に杉元の心の傷については生い立ちや戦場から心が帰ってこれてない杉元を主軸に、戦場でしか息が出来ないバーサクな亡霊たちと唯一未来を見つめるアシリパ、そして何も考えてない白石!という感じで、杉元が主人公として立ってるなぁとより思える描き方だった。

そしてキャスト!
どのキャストも良かったけど白石がすっごい良かったよ〜!!矢本さんの白石、めちゃくちゃ白石!

ここまでやったなら絶対に続編やってください!!!