いじゃ

SING/シング:ネクストステージのいじゃのレビュー・感想・評価

4.1
書いてたと思ったら書いてなかった。
圧倒的歌唱力と賑やかなキャラクターで絶対退屈させないストーリー、もう最強なのでは??
今回の映画は、ビッグになりたい気持ちが急ぎ過ぎてビッグマウス叩いてしまった主人公たちが良くも悪くも追い詰められていくお話。
つい「できます!」と言ってしまったが故に足がすくんでしまう、人間誰もが陥ってことがある現象。難しいね。
でも「やってみたい!」→「やっぱり今の私じゃ無理かも…」→「できた!一歩踏み出せた!大変だったけど案外難しく無かった!」のいつものSING。私が大好きなSING!

SINGは歌い出すことが一歩を踏み出す事と同義。
ゆえに、いくら予告で「無理かも…」と言ってても、キャストがバチバチに歌えるメンツが揃ってることは予告で同時にわかって、「絶対ハッピーエンドやん!」と分かってみられるのもいい映画ですね。
奇を衒わずに素直なハッピーエンドロード、その道のりの困難でなかなかハラハラしちゃう。
それもまたハッピーエンドに向かうまでの大事なハラハラだね。

ただ今回、「いやそれは人(広義)としてどうなんだ…」ってなるシーンが多く…目標到達のためにはなんでもしていいわけではないだろ…と…(不法侵入の数々、子供達のバイキング大暴れなど…)
きちんと仕事してる人たちがそれの後始末しないといけない、って思うと余計に胸が痛む…。