第二次世界大戦中、アメリカ国籍であっても日系人は強制収容所に入れられた。

その収容所で暮らす幼い２人の兄弟の、母のいる故郷へ向けての脱出行を描いた作品。

エグゼクティブ・プロデューサーにオノ・ヨーコ。

#ショートフィルムフェス

https://shortshorts.org/2022/

• #ショートフィルムフェス
• #SSFF

【SSFF ＆ ASIA 2022 今注目の日本人監督特集】
粗さはあるけどこういうロードムービー大好きなので落合賢作品では一番好き。

ちょうどこの主人公の年齢の人達は、人生を全うされる方も多くなる年齢。
そうか、キャンプに入れられた人達の中にはこういうケースもあったよな…と自分の思い至らなさを痛感。
この兄弟はこの後どうなったんだろう?
弟の無邪気さが可愛いだけに胸が痛かった。幼くてもお兄ちゃんを気遣っている様でもあり…
カラッと乾いているけど荒涼とした景色が二人の孤独や状況そのものに見えた。
やっぱ戦争なんてロクな事ない。出自も何かと使われるけど無意味な事多い。普通にアメリカ人じゃないか。

この作品、観れて良かった。短編だけど長編に負けないくらいずしっと来る。