叡福寺清子

ノック 終末の訪問者の叡福寺清子のネタバレレビュー・内容・結末

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

ド直球な作品を製作したら評価が微妙になる監督も珍しいですが,シャマランはそんな希有な存在の一人ございます.こんばんわ.三遊亭呼延灼です.

もっとも本作の場合,耶蘇教,それも黙示録の知識の有無で評価が分かれるのではと思われます.残念ながら呼延灼は生粋の真言舅・・・じゃない宗徒でございます故,その辺りは“なんも言えねぇ”わけでございます.なおシャマランは今回テレビの人でございました.
そんな本作.冒頭のガラスの瓶に入ったバッタで“おっ,これは箱庭に囲われた人間のメタファーかぁ?”とか,“ノックの数も意味あるんやろぅなぁ”とか,“ゲイカップルに中国人の養子でポリコレだけで終わる話じゃねぇよなぁ”とか,アレコレ思い描きながらの視聴でございました.そしてエンディング.人身御供の順番とか次々発生する厄災とかにも,ちゃんと意味があるんでしょう.でも、これがわからねぇんだなぁ,真言宗徒には.その辺はググッてちゃんとした方の解説を読んで下さい.私もそうします.

それとアメリカには実際あんなゴッツい小学校教諭いるのかしら.頭部の皺に目が行ってしょうがありませんでした.私が小学生だったらシワゴリラって仇名つけるでしょうね.