ユースケ

ノック 終末の訪問者のユースケのネタバレレビュー・内容・結末

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

世界の終わりは来るのか?来ないのか?どっちなんだい!?………来ーる!ヤー!という事で世界の終わりが普通にやって来てしまい期待していたどんでん返しをしてくれない微妙な一本。

みどころは、デイヴ・バウティスタ率いる四人組が持つ手作りのオリジナル武器と通販番組でエアフライヤーを紹介するシャマランくらい。
出エジプト記のエジプトを襲ったイナゴを思わせるバッタとか、ヨハネの黙示録の七つの封印、七つのラッパ、七つの鉢を思わせる七回のノックとか、ヨハネの黙示録の黙示録の四騎士を思わせる世界の終わりを告げる四人組とか、聖書を思わせる要素はそこそこ理解できてはいたのですが、私はキリスト教原理主義者ではないので世界の終わりを防ぐ為に家族の中からひとり生贄を選ばなくてはならい理不尽な展開に全く乗れませんでした。

世界の終わりを防ぐ為にやって来た四人組が災害の直前にひとりひとり生贄にされるのに災害がしっかり発生する展開も謎。四人組が生贄になる事によって災害が防がれた方が絵的には面白くないけれど納得はできると思いました。ディザスター映像を見せたいだけじゃん。

LGBTQなんてどうでもいいけれど、ゲイのカップルにトロッコ問題を突き付けてエンタメする神様なんて信じる価値ないね。