狭須があこ

呪詛の狭須があこのレビュー・感想・評価

呪詛(2022年製作の映画)
4.3
この世は、思った通りになるのだそうで。
思った通りにならないよと
思っている人が
思った通りにならなかった場合、
思った通りになっているので、
やっぱりそれは、
思った通りになっているのだそうで。

公開日に近いほど楽しめる映画ですね
はよ見なよ。
そして絶望しておきな。

「これがパンデミックの最先端」感めちゃくちゃあるな
Netflixで映画として出てるから大丈夫だと思って、どこか安心してホラーをエンタメ消費する者たち。

悪意を持って、ホンモノを世に出した奴がいたらどうする??
半年後くらいに、「かつてない呪いの社会現象が起きた」ことが歴史に刻まれてたらどうする?

その最先端にいるかもよ。
いらん好奇心が身を滅ぼしていく様を、いらん好奇心で見ている私たち。
何が違う?
途中で見るのをやめなかった私たちも、もちろん同じ目に遭うべきなわけ

そんなタブーをこじあけていくハラハラを映画にすることにおいて、これより上手いことできた作品はないかもしれん
時々見えづらくてちゃんと素人映像なのに、見えちゃダメなものはちゃんと、一番怖く映ってるのずるいよ。
しかもまさかそこまで見せてもらえちゃうと思わんじゃん!!

最後まで見ちゃったから。
そこまでダメなものを、私も見ちゃったから。他人事じゃない
作品だと言い切っても大丈夫かなんてまだわからん。私が不可解な死を遂げたら、これのせいです。

ホーホッシオンイーシーセンウーマ
さぁ皆さん、ご一緒に。
狭須があこ

狭須があこ