原作は未見ですので、この映画だけを純粋に観ました。
京都はファンタジーとリアルをうまく中和してくれる街だと思います。京都を舞台似したおかげで、ファンタジー過ぎなくできたように思います。鴨川に高瀬川、洛中を離れて天橋立と伊根と京都を満喫できました。やはり京都は懐が深い街だと思います。
どこまでが原作なのかはわからないですが、コメディなところからスタートし、中盤から終盤にかけて、はじめと麗華のつながりが明らかになっていくところの筋運びも良いと思いました。コメディなところは宮藤官九郎さんの味なのでしょうか
映画は順撮りだったのかはわからないですが、岡田将生さんの京都弁が初めのところだけ違和感でした。映画が進むにつれて、その違和感は無くなったのですが。。。
「大豆田とわこと3人の元夫」を彷彿とさせる岡田将生さんでしたが、コメディ役が合っています。映画最後の表情が素晴らしく良かったです。あの表情を観るための映画だったかのようでした
清原果耶さんのナチュラルな演技はさすがです。役に馴染んでいて、その人にしか見えないところがすごいと思います。
映画の終わり方もとても好きです。そして、この映画の全体的な雰囲気にとても合っていると思いました。
ホンワカと優しい気持ちになれる映画でした。
笑瓶さん、R.I.P.
素麺に茗荷を入れるのが好き
合言葉はパピコ
