🧙♀️2025年16本目🧹(字幕)
🎦2(S10)
恐ろしいくらいハマれず…。
ここから良くなりそう!と高揚した瞬間に「つづく…」の文字でゲームオーバー。フラストレーションが溜まるばかりで、鑑賞後ストレスを抱えて帰ることになり映画を観たあとなのに心に何の引っ掛かりも感じられないなんて…と無念でした。
何故これがここまでの高評価なのかさっぱり…
2人の魔女の対比もうーん…。
特にピンクの魔女の人格の浅はかさには嫌悪感が高まるばかりなのに、永遠と物語のど真ん中に居座りつつ何を考えてるのか分からない行動だらけだし、グリーンの魔女の行動も孤独とはいえしっくりこず…どちらにも想い入れを持つことなく置いていかれた感覚でした。
人物描写も浅はかだし、優しくしてあげてる私と哀れなあの子みたいな目線から、周囲の態度が変わるきっかけになるあのシーンへの感情の変化も意味不明。映像へのこだわりとか、衣装とかの可愛さを重視してる人には刺さるポイントも多そうだけど、ピンク色が好きな自分ですらもうピンク見たくない気持ちになってしまった。
お互いの結びつきも本当に対等なものなの?と感じるばかりで、最後までイライラしただけで冗長に感じました。120分くらいで十分。
ミュージカル映画なので、物語が多少合わなくても音楽に感動して惹き込まれることもあるはずなのに…ラストスパートの曲以外は殆どピンとこなかったのも残念。
オズの魔法使いを観たことがない自分が悪いのか?とも思ったけど、前置きや背景を知らなくても映画自体が素晴らしくてシリーズの大元にも興味を持つようなことは多々あるし…夫がリクエストしてくれた作品だったこともあり、気楽な気持ちで一緒に観に行きましたが、ここまで楽しめないのは想定外で自分でもおったまげ🙄
個人的には「私はこのままでいいのよ」みたいなスタンスであの情景と共に歌われると、アナ雪じゃんと思ってしまうし、立ち上がれ私!的なスタンスもなんかこれ「グレイテスト・ショーマン」で観たタイプの感動だなと感じたりもしたし…既視感ばかりで新鮮味は感じられなかった。
あとこれアニメーションならこれくらい露骨なキャラクターもいけるけど、実写だとキツイ部分があるなとも感じた。アリアナ・グランデは名前くらいしか知らないけど、よくこんな嫌な女の役受けたな〜とさえ思ったほど。キュートな魅力の部分は良いんだけど、害がないように見えてなかなかの強烈キャラだった……
何か大切なことに気付く王子様の顔つきと、ラストスパートの盛り上がるシーンだけは良かった。
続編を観る気はないけど、この先の王子様とグリーンの魔女の行方は気になる。ピンクの魔女の内面が成長することも密かに祈る。
そういえば…映画が始まる直前まで大きめの声で話したり暗転した時もクスクス笑ってる人達がいて、うわ嫌だな〜と思ってたんだけど、映画が終わってみると意外にも…久しぶりにこんなに映画でオモロかったわー!とどでかい声で感想振りまいてるのを見て、いやあんたは刺さったんか〜い!とズッコケそうになって、よく分からないけど落ち込んだ💩
本当は2行くらいで簡潔にレビュー書いて終わらそうと思ってたのに、結局色々書いてしまった😑
まぁ…そんな映画体験もたまにはあるよってことで〜🔮(完)