予告編や前情報を見ている時からすごく映像がきれいな映画だなと思いながら、けっこう期待していました。原作は舞台だそうですが、そっちは見たことありません。
でも、それでも割と楽しめました。というより、普通に面白かったです。
繰り返しにはなりますが、映像は素晴らしかったです。最初ちょっとCG微妙だなと思ったのですが、映画が進んでくうちにだんだん気にならなくなりました。前情報でものすごい数の花を実際に用意して植えたと言っていましたが、そんな感じでこの映画はかなり本物にこだわっているんだなと思いました。あんまりCGが浮いてるシーンはなかったです。
さらに割と話のペースが早く、色んな場所に行くこともあって視覚的に飽きることはあんまりなかったです。常に見えてる物が違うというか、歌ごとにみんなロケーションも違うし撮り方も何度も変えているので、見ていて退屈に感じたことはありませんでした。
後は撮影も良かったです。主人公のシンシア・エリヴォの撮り方が特に素晴らしいです。冒頭でわかるので言いますが、ヴィランとして出てくるキャラクターではある物の、シーンによって女性らしい愛嬌があるように見えたり、でもしっかりと怖く撮ってるシーンもあります。
彼女の演技もあるとは思いますが、個人的には撮影が成せる業なのかなと感じました。もちろん演技が悪いというわけではないです。彼女もアリアナ・グランデも演技がいいなと思うシーンはありました。
ただ、映し方によってキャラクターの顔や風景の印影が上手く活かされてていたのが一番印象に残ったという感じです。
とはいえ好きじゃなかったところもあります。脚本のペース配分が結構微妙だなと思いました。基本的にこの映画かなり詰め込んでいるというか、シーン1つ1つがかなり短いのですが、まれにめっちゃ遅くなる時があります。その基準がよくわからなかったです。
別にそんな大事じゃない時でもやたら尺を使ってその間にストーリーに変化もない時があって、そこはちょっと長いなって思いました。
後編でもしかしたら拾われるかもしれませんが、別になくてもいいというかどうでもいいシーンもちょいちょいあって、なんか脚本はそんなに良くはないなという印象でした。
映像やセットや撮影、あと歌は素晴らしいですが、それ以外にはそんなに特徴のない映画に感じます。とはいえ、いい所はとてもいいので、個人的には全然好きです。見れて良かったし、人にも勧められます。
子供モ大人も楽しめる要素があって、誰でもそこそこエンジョイできる映画に感じます。とりあえず見てみることをお勧めします。