ククレ

#マンホールのククレのネタバレレビュー・内容・結末

#マンホール(2023年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

ワンシチュエーション映画って当たり外れが大きいと思っている。舞台設定の奇抜さと、「どうオチをつけるか」というアイデアが全てだから。この作品は、あまり期待してなかったけど、評判の良さを信用して観に行った。冒頭で「ハッシュタグで拡散してほしいけどネタバレはするな」と言われて、期待はさらに上昇〜。

以下はネタバレ…





中島裕翔の演技は真に迫っていて引き込まれたけど、終始暗いマンホールの底だし、一人だけの映像が続くから結構しんどい。

それにしてもなんて頑丈なスマホ…放り投げても雨に濡れても泡に浸かっても壊れないし、充電もほとんど減らない。他にも、ライターの爆発で泡がなくなったり、傷はホチキスで解決したりする。なんかおかしいぞ。そこから「電車男」みたいにツイッター民が助けてくれるのは面白いけど、個人や場所の特定が早すぎるなぁ!「正義に乾杯」は行動が極端すぎるし、ユーチューバーはどうでもよかった。こういう違和感は「スゴいオチ」への伏線と思って観ていて、どんどん期待は膨らんでいった。

以下はさらにネタバレ…
(観た人だけ読んでください)






まさかの「フェイスオフ」ですか…。整形でなりすましなんてできるかなぁ?一気に冷めてしまった。終始、奈緒の博多弁に癒やされていたから黒木華に驚いた。奈緒が見たかったな。

穴から引き上げた後にメスで顔を切ろうとするけどやめる。何がしたかったの?あれほど手の込んだ舞台を作ったのに、手術道具一式持って来てたのに…。背中を見せるなよ。

ネット上の展開は、全て黒木華の仕込みだと思ってたから、ボウガン小僧にびっくり。なんて恐ろしい「正義」…。コイツでスピンオフ映画作ってほしいくらい〜。
ククレ

ククレ