せびたん

特撮喜劇 大木勇造 人生最大の決戦のせびたんのレビュー・感想・評価

3.2
「ゲームマスター」や「アタック・オブ・ザ・ジャイアント・ティーチャー」と同じ監督さんだったので鑑賞した。

作品の内容はよく覚えていない。
なんかうまいことまとめておられるなと感じたけど前掲2作品に私が持ったような強い興味は湧いてこなかった。あくまで私個人には、という断りが必要だけど荒唐無稽さが足りなかった。いい意味の適当さというか。なんかそうやつが足りなかった。

登場人物の顔が味わい深いのはよかった。
台詞回し?台詞の喋り方?も好きだった。
そして犬の猫島さんが可愛かった。
話には退屈したけど目は退屈しなかった。視覚的に楽しいというか。映画でたまにあるやつ。

コロナの時期の話なので登場人物達がマスクしてるのが異様というか気持ち悪く感じてしまって笑った。なんかもう10年くらい前の出来事みたいに感じる。

「会社は壊れたけど。みんな元気なんだし。よし!帰って金儲けでもするかっ!」という社長の台詞が好きだった。会社壊れてるのにどこへ帰るんだろう?と突っ込めるところが好き(←いい意味の適当さ)。あと私も金儲けしたい人なので共感できた。

もしかすると正月向きの映画かも。
こういうの見て時間を潰せるおれって幸せだよなって心の底から思った。来年の正月もそんなふうに思いながら過ごせるようにがんばろうと思った。
せびたん

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