絶妙なゆるさと、ハードなアクションの絶妙さが面白い。
『べいびーわるきゅーれ』なんかでも感じたが、キャラクター達の絶妙な社会不適合者ぶりは妙にリアルで愛おしく感じる。そんなキャラたちがここぞという所で一発ブチかましてくれるのだから、これが非常に面白い。
国岡のキャラクターは実に良く、アクションに関しては流石の一言。合宿夜の雑談シーンなんかも、ゆるくて面白い。何なら雑談だけで一本作ってくれても良いくらいに感じた。是非今後のシリーズにも期待したいところである。
個人的には、最後の暴れっぷりに説得力を持たせるために、もう少し合宿参加者の少女たちが痛い目を見てからの覚醒をして欲しかったのだが……。何となくそれぞれのキャラを好きになる前に作品が終わってしまったような残念さを感じてしまった。だがそれで作品が面白くなくなるわけではなく、最後まで楽しく観れた。
