Kuuta

ウエスト・サイド物語のKuutaのレビュー・感想・評価

ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)
3.7
短評。僕はサウンドオブミュージックの方が好きです。Tonightの4シーンクロスカッティングは見事。市民ケーンの編集マン、ロバート・ワイズの真骨頂。本編もさる事ながら、ソール・バスのオープニング、エンディングのスタイリッシュさにも驚く。「右にも左にも曲がるな、正しい道を進め」。

当時としては珍しいNYロケで汚い路地を描きつつも、背景は幻想的なまでにカラフル。画面からはみ出るくらい体動くし、手も足もめっちゃ伸ばしている。ダンス中に奥行きを使う、カメラ寄る、左右に振る=古いミュージカルへのアンチテーゼ?リメイク上映前にまた見返したい。74点。
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