にっきい

ファンタスティック・プラネットのにっきいのレビュー・感想・評価

1.2
相手の価値観を認める事が共存への道。

僕は比較的アニメ映画をよく見ますが、ほぼ日本の作品。
と言うか、日本はアニメの水準が高く、海外アニメはディズニー(ピクサー)かイルミネーションくらいしか、劇場公開される事がない。
ってわけで、あまり見る機会のない海外アニメだったけど『ゴッホ 最期の手紙』、『クボ 二本の弦の秘密』と良作を立て続けに観たので、何作か見てみる事にしました。
それでは"世界アニメ紀行"第3弾、製作国フランス、チェコ共同の作品。

相容れない2つの種族の住む惑星の話し。
ちょっとこれは、わけわからん!(笑)
いきなり難易度高い作品見ちゃったな(笑)
大筋は高度に文明が発達しているドラーグ族(巨人)と、彼らにペットや害虫扱いされるオム族(人類)の現状、反乱、共存の話しなんだけど、まずキャラクターが不気味過ぎる(笑)
両種族とも女性はおっぱい丸見えなんだけど、エロく感じないほど不気味(笑)
それ以上に不気味なのが、この惑星の動植物。
どんな生態なのかわからん、と言うより最早生物かどうかすら怪しいレベル(笑)
セリフは早口のフランス語なので、字幕を読むのが追いつかない!(笑)
なので余計に内容がわからん!(笑)
ドラーグ族は"害虫駆除"と称してオムのを大量虐殺したり、オム族同士の裁判も殺し合いで決着つけたり、結構シビアな内容なのに、それが淡々と映し出され全く盛り上がりがない。
眠気とのたたかいでしたね(笑)
いやまぁ実際寝落ちしちゃって、数回巻き戻して見たんですけどね(笑)
元祖『進撃の巨人』と言われてるみたいだけど、むしろ藤子・F・不二雄の短編『ミノタウロスの皿』に近い。
ただラストの衝撃は『ミノタウロスの皿』の方が数段上。今作も結末が違ってたらもっと評価されてたかも。

実は今作、地元のミニシアターの何かの特集で上映があって見たいと思ってた作品だったんですが、劇場で見ても多分寝落ちしただろうし、家で見たの正解だったかも(笑)
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