ポール・ダノ、クリス・エヴァンスの映画デビュー作。
ボストンに暮らす家族、子供たちがより生き生き暮らせるように、死んだ目をして日々の生活に追われるより生きている実感が持てるどこかへ行こう!と田舎に引っ越す。
そこで遭遇する大小トラブルやめんどくさい出来事。
という感じだが、わりとハートフルに終わっていたのは意外だった。作品紹介は確かにほっこりドラマっぽかったが、家族が越した先でヤバいことが起きそうな気配が漂いまくっているのでスリラーかと思った……
主人公一家のお父さんもわりと行き当たりばったりで、ボストンで毎月の家賃も払えない状態なのに田舎に家買っちゃう。
あてにしてた仕事は無くなるし、働きに出た妻には「働くんじゃねぇ」って言うし、普通ならどうすんだよ?と思うよね。
でも映画はトラブルありながらも温かいまま進んでいく。
お父さんは昔近所のガキにいじめられたが結局今は大親友だよって。それがサム少年にもあてはまれば結果オーライだね。
サムの姉コートニーとクリス・エヴァンスが演じるジャッドの姿は微笑ましかった。
ポール・ダノは近所のいじめっこ三人衆のうちの1人ジョエルを演じてた。