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ザ・メニューのあのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・メニュー(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

どういうスタンスで見ればいいのか最後まで分からないままで終わった。。。
結論から言っちゃうと、極上の料理をお客様に提供する事が自分に課せられた最上の使命としていたシェフだったけど、いくら頑張っても蔑ろにされ続けた事に我慢の限界を感じて、シェフが悪影響を受けたとされる人々を客として招いて、今回の決断に至った。イレギュラーな客さえいなければ、全ては成功する筈だったのにね。。。
という話なんだけど。
ATJ演じるマーゴが「レストランは料理で客を楽しませてなんぼ(意訳)」と言い放ってシェフの言動を突っぱねるんだけど、私から言わせれば今作にも同じ様な事が言いたくなった。

不穏な空気感に包まれたレストランの謎を解き明かせ!みたいな話ともとれたけど、シェフが真相を告白するまでヒントが無さすぎて分かる訳がないし。
評論家とその雑誌編集者、味音痴な常連客、お金目当ての同系列会社の上層部…シェフを追い込むきっかけとなった面々は、今後も加害者として君臨し続ける事を危惧したシェフが選んだのだろうという事は理解できるけど、自分が昔見たつまらない映画の主演だったから、という理由で選ばれて殺されたら、たまったものではないだろう。そのパートナーもまた然り。
“お客様は神様”なんてよく言われるけど、そんな訳はないとシェフも思ったからこその今回の犯行だろうし、一客として、つまらないものを見たら文句を言う権利こそあれ、物理的に被害を与えるのはお門違いも甚だしいとしか言えないから、行き過ぎ。
提供する側は最大限のおもてなしをすべし、という自身の行動理念から最も外れた作品だと思ったが故の事かもしれないけど。。。
招かれざる客だったマーゴが、機転の良さで危機を回避する話として見れば、多少の面白さはあったけど、全てが偶発的過ぎて、スリラーとして楽しむには不十分で、そこをメインとして見せてる訳ではないのも察し。
となると、オチだけで考えて、シェフと客の関係は、互いに領域を越えちゃいかんね🤪って事なの????
うーん。
やっぱり分からん。
あ