このレビューはネタバレを含みます
前半までかなり面白かった。
副料理長が拳銃で自殺するまでは、ここなら何かすげー展開が見れるんじゃないかと期待してたんだけどなぁ。
数ある料理の中でチーズバーガーが一番美味しそうに見えたし、実際もそういう風に力を入れて撮っていたりするんだろう。
あのシェフが一番輝かしかった時の思い出のメニューみたいだったし、それを想い出させたアニャを特別扱いするのも分かるんだけど。
いけ好かないグルメ通を集めて奇抜な料理で煙に巻いてやろうみたいな皮肉さは感じたけど、ナイブズアウト・グラスオニオンみたいな現代批評性は薄かったように思った。