ひびぬ

カラオケ行こ!のひびぬのネタバレレビュー・内容・結末

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

愛しき奪われた青春🎤

楽しみにしてた作品。
劇場で観るか迷ってたけど、観てよかった!!!!
歌唱シーンがある作品はなるべく劇場で観ていきたい。

狂児と聡実くんの距離感を実写で表現するの難しそう、って思ってたけど、絶妙に描かれていて感動した。
カラオケの個室の中で話すとき、めちゃくちゃ近づいたり、かと思ったらすっと離れたりする。ここずっと観ていたいので定点カメラ置いといてほしい。もしくはわたしは壁になりたい。
漫画だと割と聡実くんは表情豊かでオーバーリアクションだったけど、本当にいたらこんな感じなんだろうな、と思えた。
オーディションで選ばれたというだけあって、リアル聡実くんでなんかもう、リアル(語彙)
セリフ少ないながらに狂児にだんだん心を開いていく様子がわかる、愛しき聡実くん。ゆらゆらゆれる瞳をずっと見てました。そして終始、😊←この顔してました。

合唱部の面々、映画観る部の同級生、歌を練習するお兄さんたち、聡実くんの両親、そして和田くん。周りの人たちもキャラが立ってて楽しい。
部活来ない部長に怒るけど部長卒業のとき号泣する和田くん、分かりすぎてわたしか?ってなった。
お母さんがお父さんに鮭の皮をあげるのが、“愛”ということで認識。久しぶりに聴いた『心の瞳』が素敵で心に刺さる💘

漫画だとさらっと読んで想像するだけだったカラオケシーンが、面白くて華やか(?)な歌唱シーンになっていて嬉しい。
歌のアドバイスを受けるためにお兄さんたちが勢揃いしたカラオケのパーティールームは圧巻でした。最後、簡単に頭下げる聡実くんに対して速攻胸ぐら掴んで叱りにきてくれるお兄さん好き。
そしてなんといってもラストの聡実くん『紅』歌唱シーン。『紅』の歌詞考察シーンの伏線が効いていて、聡実くんの気持ちも乗って最高の『紅』が完成している…!!そうか、お兄さんたちが聴いたのはこの『紅』だったのか。
一旦、記憶失くしてからもう一回聡実くんの『紅』歌唱シーンを観たいものだ🔥…たぶん号泣してるな。

ファミレス行ってる2人も観たい。早くファミレス行こ!

2024/2/8 横浜ブルク13
2回目も良かった!いや、2回目の方が良かった!

もう一回観たいシーンが多すぎて、一週間経たないうちに2回目を。上映終わっちゃう前に急いで!
久しぶりにA画館で2回観たな…

観たい気持ちを昂らせて行ったからか、ものすごく沁みた。
やはり和訳が効いてくる〜🥲
ひびぬ

ひびぬ