このレビューはネタバレを含みます
原作は未読。
脚本が野木亜紀子さん、綾野剛さん主演ということで楽しみにしていた作品。
歌が上手くなりたいヤクザの狂児(綾野剛)に頼まれ、歌の指導をすることになってしまった中学生聡実(齋藤潤)の交流をコミカルに描いた物語。
予想以上に笑ったし、ラストはホロリとさせられました。
狂児の歌が上手くなりたい理由や、合唱部の部長を務める聡実の変声の悩み、狂児と同じ悩みを抱えるヤクザの組員たちに歌の指導をする聡実が次第に逞しくなり狂児との友情を深めていく姿がとにかく良かった。
ラストでは狂児のために
X JAPANの「紅」を歌う聡実に泣かされたー。
思春期の悩みもあったり予想以上にコミカルなシーン多めで、ラストはほろりとさせられました。