このレビューはネタバレを含みます
ワンシチュエーション映画としては本当に良く出来ている！先日観た「#マンホール」の真逆なんだな。
脚本が素晴らしくて、地上600メートルの鉄塔で起こる「考えられるありとあらゆる危機とサバイバル」が描かれていると思う！
それに女性二人がナイスバディで見た目にもとても…。特にハンターさんが良かったなぁ。
以下はネタバレ…
「ゼログラビティ」みたいなことが起こる。これは賛否両論だろうな。でも、振り返ってみると伏線もあった。あんなロープで引き上げられるわけない、と疑問だったし、その後のハンターはほとんど何もしないから。鉄塔の上の赤ランプもあんな簡単な裸電球のわけないわな。そして、それらが幻だったと気付いたところからベッキーは生きるために覚醒するのだから、必然的な展開だったんだろう。
ただ、遺体にスニーカー突っ込んで突き落とす、という仕打ちまでしたのだから、ラストシーンはもっと感謝しないといけない…！父親と抱き合うだけではハンターがあまりにも可哀想…。それにあの状態からどうやってレスキューしたのかは描かれてない。スカイツリー並みに高いところから下ろす方法って？思いつかないぞ。大事なクライマックスが省略されすぎ。
「レスキューされて地上に下り、大地を実感してからハンターに謝罪するシーン」は絶対に必要だと思う。
それにしても、ベッキーもせっかく夫の死から立ち直れたのに、今回の親友の死によって、さらにえげつないトラウマを背負うことになったんだろうな、と思うと、全然スッキリしない…。
世界中の無謀なユーチューバーがこの作品を観て危険行為を自重してくれることを切に願います…。
