ねこねここねこ

イコライザー THE FINALのねこねここねこのネタバレレビュー・内容・結末

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

イコライザーもこれでFinalなのかな。淋しさもあるけれどデンゼル・ワシントンの年齢を考えると仕方ないかな。

今回は車に一度乗せただけのレンガ職人の年金を取り戻しにイタリアに🇮🇹

車に子供乗せて来た男は自分のワイナリーで部下?達が凄惨に殺されているのを見る。この人は単なる被害者の可哀想な人かと思いきや思い切り悪人だったよ😱
そしてどうやって辿り着いたのかはさておき、マッコールの「9秒だ」からの鮮やかなお仕置き👏パチパチ!
全部片付けて子供を見逃してやったのになんとその子に後ろから撃たれて瀕死の状態に💧
全く悪人の子供にはお情けとか無用だね。

とにかく一命を取り留めたマッコール。辿り着いたアマルフィの海辺の街を気に入った様子。
イタリアなのでロベルトと呼ばれ、カフェには紅茶を飲む人がいないから紅茶が品切れ😅
魚屋さんや帽子屋さんなどすぐに街に馴染んでゆく感じがいい。第1作のホームセンターでも他の従業員から一目置かれてたように、マッコールは人を惹きつける何かがあるんだろうね。この辺はデンゼル・ワシントンならではの穏やかな風格みたいなものが大きくモノを言ってる感じ。

悪を許せないマッコールはCIAのコールセンターにいるエマにワイナリーにあった薬物について連絡。
ここでエマ役の女優さんどっかで見たなと思って調べたらダコタ・ファニング!
いやいやなんか顔の感じ変わっちゃったね。前の方が好きだったなぁ、なんかゴツくなっちゃって💦

この街でみかじめ料を取ったり、好き放題のマフィアのボスの弟。レストランで小気味良くお仕置き、からの抹殺。

今回アクションは少なめなんだけど、割とサクッとやっちゃうんだね。まぁいい気味なんだけどね。

弟を殺されたボスは怒り心頭。警察署長を呼び出して犯人を捕まえろと怒鳴りつけただけでなく、なんと腕まで切り落としちゃう狂気。まぁ署長はなんか悪人ぽかったから仕方ないかな。
その後ボスは弟を殺した犯人を殺そうと意気込んで広場で街の人々を脅す。けど、マッコールを助けた医者のエンゾが銃をぶっ放し、街の人たちも「ロベルトを殺すなら俺も撃てよ」と立ちはだかる。世界中に映像を流すぜとばかりに📱で撮影され、引き下がるボス。
まぁ実際にはこんなことはないだろうけどなんかいいシーン。マッコールはすっかり街の人達から愛されてるんだね。

怒りがおさまらないボス。
あんたそんなことしてたらマッコールにやられちゃうよ。
というわけでボスのアジトにマッコール登場。次々と部下を殺すのだけど、わりかしエグい殺し方なのよね。ただ相手は悪人だからこのくらいしてやっても良いよね。
そしてラストはボス。自分が売ってる薬物を多量に服用させられ余命6分。逃げようと足掻くボス。ついに死んだボスにもマッコールは容赦なく蹴り。
ま、いい気味。

そして街に平和が訪れて、マッコールはこの街で余生を送るのかな。

無双状態のマッコールをまだまだ観たいけれど、デンゼル・ワシントンの年齢を考えると難しいよね。
なんかマッコールの意志を受け継ぐ弟子みたいなの登場しないんだろうか?
うーん、誰ならいいかな。マッコールみたいに穏やかで知的で、なのにどこか威厳があって…って難しい💧
どうかマッコール心穏やかに幸せな余生を過ごせますようにと願う一方で、誰か弟子を!とか思ってしまうね。魅力的なキャラクターだったしデンゼル・ワシントンはピッタリだった。