ファルコン・レイクのKinのネタバレレビュー・内容・結末

子供から大人に成長していく中での、漠然とした生・性・死への不安感や焦燥感。過ぎてみると輝かしかった思い出みたいに美化されるけど、当時はこの映画の舞台の湖の様にどんよりしたものでもあったとも思う。1人は大人の世界へ踏み出し、1人はまだ青い子供と大人の狭間のまま、永久に湖に囚われる。
『ピクニック・アット・バンギングロック』とか『アメリカン・スリープオーバー』の世界観と共通してると思った。