このレビューはネタバレを含みます
エンタメとして、楽しく見られた！
期待ゼロだったので「あら、面白い！」という感じだけど
悪くない。
義母と娘の、、、ののような綾瀬はるかの語り口がいい。
キムタクがハウルみたいで、こうゆうカリスマ性あるけど弱虫で見目は麗しいというのがぴったりね。
タイタニック抱き(船の甲板で風を受けながら女性を後ろからそっと抱く)の時の、目線がNo.1ホストでキュン。
そう、最後の妄想部分が
最高に良い。
なんならこの映画はそのまま終わってもよい。
そのまま、ジブリでアニメ化したら、なんともファンタジックな時代アニメができそう。
貧民窟での乱闘はひどいなと思う。血塗られたお地蔵さま。。
もう血塗られる運命。
時代劇は今あるいくつかの史実を元に作り手の妄想パズルで出来上がっているが、この妄想は嫌いじゃなかった。
でも、宮沢氷魚くんが光秀、、かあ。(案外よかった。イケメンすぎるが)
北野武の「首」を見たあとで、この時代のあのシーンのあれこれも比較しながら楽しめた。
キムタク
ちょんまげ似合うし。
ちょ、待てよ。のセリフはなくとも動きがちょ、待てよでナイス。
もう、キムタクは永遠に演技でなくキムタクでいいんだわ。
ユーモアセンスも悪くない。監督も技量で持ち味が上がる。
斎藤工の徳川家康が全然誰かわかんなくて、よかったわ。やっぱり斎藤工って変。
佐藤直紀の音楽はいいのだが、使い方がうるさい。楽隊の音楽を奏でるシーンで重ねるのは古臭い。大友 啓史監督の癖なのか、「龍馬伝」でも音楽の重ね方がうるさかった。最後のシーンぐらいまでドラマチックな音は控えて欲しい。
大友監督は「黄金の日々」好きだと思う。
もう一回
見ようと思います。
↑三回くらい見ました。
