ああなんて優しく爽やかで心温まる素敵なお話なのだろう。
現代の童話として語り継ぎたい。
少なくとも私は滅茶苦茶心が洗われました。ありがとう。
おっとりだけど芯の強さと勇気があるサーラ姫にヘラっとしてるけど知恵と度胸と思い遣りのあるナランバヤル。もうね、どっちも素敵で大好き。
そりゃ二人の行く末を応援するっきゃないでしょう。
そして本作で私は優しい人達の両片思いというのがとても好きな展開だということを思い知りました。
相手のことを思い過ぎるが故にすれ違うけども、お互いの思い遣り故に最後にはちゃんとハッピーエンド。これこそ最高ですありがとうございます。
一見曲者っぽい人達が割とちゃんとした人達だったのは(特にお姉様とかサラディーンとか絶対裏あると思ってた)普段なら物足りなく感じるところですが
本作はこれでいいんです。うん。
あと、両国の輿入れが犬猫だったというのが本作の発端ではあるのですが
猫を選んだラスタバン側、ある意味分かっているとしか言いようがないですね。
だってこの世に猫以上に美しい生き物っている？？(猫好き過激派の弁)
