ドラマが大好きだっただけに残念…色々詰め込みすぎて、離島医療の問題とか、いい題材だと思うのにめちゃ中途半端になってしまってる。キャストは豪華で、神木くんに蒼井優ちゃんに堺雅人…そして島民がドラマ版のキャストをそのままもってこれたところはファンとしては胸熱！！剛洋くん役の方も、一般人になられてたのにこの映画の為に復帰して、役者の方のこのドラマに対する愛も感じます。それだけにこの脚本の出来は残念すぎる。
ハント先生の、離島医療の限界を訴えてたシーンはほんとその通りで正論だった（コトー先生の善意と自己犠牲の上で成り立つ医療ってやつ）。だからこそこのドラマでそのセリフが出たのも良かったし、その部分どう決着させるのかな〜って思ってたから、結論ぶん投げられてて、えーー？って感じだった。まぁ難しい問題だけどもさ…
時任親子好きだから、剛洋くんの問題ももうちょい深く描いてほしかったけど、ここもあっさり。時任三郎の寡黙で無骨な親父感好き…
最後の台風で怪我人わんさかのシーンも、次から次へとケガ人運ばれてきててんてこ舞いなのに、彩佳さんも倒れるしコトー先生も倒れるし、地獄絵図すぎ…結局そこもコトー先生がフラフラになりながら対応して、結局そうなるんかーい。
ラストは無理やり？ハッピーエンド感出してましたが、コトー先生はちゃんと治療したんか…？そこが気になって非常に消化不良でした。
