伝えるべき歴史を描くドキュメンタリー映画としては必要十分なできだと感じます
お話もよくまとまってます
北海道の雄大な自然のカットが力強い
素敵な柄のお着物もかわいい
ただ、辛い現実描写が終始淡々と続くので、見続けるのは少ししんどい
娯楽作ではないということを理解してのぞむべし
欲を言えば、映画作品としてもう少しストーリーやドラマに緩急がほしかった。
ネガティブなシーンと同じくらい、前向きなシーンをもっと強く感じたかった。
登場人物たちが楽しいと感じる瞬間もあったはずだし、描いてくれたら、観る側の心の持ち様も楽になったかな(勝手な意見で、辛く悲しい現実を手心加えず描くということは大変なことです)
例えば男の子がお祖父さんの遺骨を受け取ったシーンとかなあ(とても大切に思っているシーンはたくさんあったので)望月歩さん、はじめて知りましたが良い演技をしてくれそうに感じたので余計に。
もちろんうるうるするシーンはありました！
ちょこちょこ挟まれる、映像編集演出は謎でした苦笑
