場所が場所だけにチャイナやロシアの雰囲気が漂う、迫力はあるけれどドラマがぐだぐだの残念戦争映画 from カザフスタン
実話ベースですがキャラクタはフィクションとのこと。
薬莢は出ていたし、火薬量もあり、千切れた足などもグロくよく出来てはいます。
が、とにかく脚本がダサい。
恋愛とかお涙頂戴とかマジ要らん。
お金、家族、刑務所逃れ。
様々な理由で入隊する者たち。
訓練を経て、タジキスタン・アフガン国境の警備についた。
そして1995年4月7日。
プシハブル渓谷で待ち伏せをされ……
17名の兵士が命を落とした闘いだそう。
そこの戦闘は圧巻でした。
が、そこまでに、軍医の女とイチャイチャしたり、嫉妬されたり、地元の女に手を出してみたりと無駄が多い!
兵士たちの日常を描きたかったのだろうけれど、そんなんじゃなくて仲間内のやり取り助け合いを描けば良かったのに。
この辺りのドラマがクソ安っぽいせいで、120分が滅茶苦茶長く感じてしまいました。
主要キャラ4人も、背景を描いた割には全くそれを活かせておらず、じゃあそこ全カットで90分に出来たんじゃ?とも思うし。
挙げ句ラストも見事なお涙頂戴でドン引きです(笑)
カザフスタンの映画って珍しいな、それだけの作品でした。。。