りょーこ

罪深き少年たちのりょーこのレビュー・感想・評価

罪深き少年たち(2022年製作の映画)
4.0
これまでの韓国映画歴でもダントツじゃないか?ってくらいの胸糞展開に腸煮えくり返る実話ベース作品

勿論あれこれ盛ってはいるだろうけど、ここまでの隠蔽工作、しかも子ども相手になんて酷過ぎて泣いた。

しかしその子役たち。
17年後の役者たちにそっくりで驚くw

よく見つけてきたな!!



1999年。
ウリスーパーにて強盗殺人事件が起きるも、5日後、少年3人が犯行を認めスピード解決した。

2000年。
捜査班に配属された"狂犬"ことファン・ジュンチョル(ソル・ギョング)。

事件の真犯人を教えるという電話を受け再捜査すると、様々な矛盾点が見つかる。

どうやら当時の班長らが、少年たちに脅迫暴行を加えて犯人に仕立てあげたようだ。

それら証拠を見つけ上層部に突き付けるも、全て無視され、ファンは左遷される。

そして事件から17年後の2016年。

被害者の娘が少年たちの保護者となり、弁護士を雇って再審請求をするというのだが……



ふてぶてしさMAXのチョ・ジヌンが最低過ぎて良き

その他も警察による、ありとあらゆる脅迫が酷くて、家族にまで手を出してくるのまじヤクザかそれ以上だった。

「自分さえ幸せならいいの?!」
まさにこれ。

ラストはちびっと法廷劇。
これもまた酷い。

からの、テロップに唖然。

でもそれを映画にして世界に発信出来てるだけ、まだ日本よりマシなのかも。

そんな凄い作品。
りょーこ

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