このレビューはネタバレを含みます
今までまったく馴染みのなかったNTLiveだけど観に行ってよかった
届くべき人に届いてほしい
自分の番では望んだ結果にならなくても決して無駄ではないこと
起こったことを否定したくて、混乱して気持ちが悪くて無かったことにしたくて、法曹界の人間として重要度を理解してるはずの証拠をどんどん消していってしまってさらに混乱するくだりがリアルで辛かった
そんな冷静な状態で証言して証拠を揃えられる話ではない。そうに決まってるんだよね。今までに無い切り口のとても意義のある作品だと思う
途中の日数カウント、裁判ってこんなに時間かかるのを初めて知って、その間主人公・被害者は…と考えずにはいられない
テーマやストーリーもさることながら、初めての一人芝居鑑賞、ものすごく圧倒されたしこんな少ない構成材料でここまで入り込めるものかと！
台詞を話し演技して、机や椅子で舞台をつくって観客に訴えかけて
ジョディ・カマー、頭の回転が早いとかそういうレベルでは最早無かった。ものすごい熱量。才能。ものすごく勇気づけられる。
世界公開から2週間？で日本上映とのこと。
わかってほしい、知ってほしいと行動してる人が確実にいるんだなと、感じるものがある。確実に必要な視点だし語られるべき話。
