わたしの見ている世界が全ての映画好きの柴犬のレビュー・感想・評価

　バリキャリな妹と、流されているだけに見える他の兄弟。それぞれが違う世界を見ているし、それ自体は良い悪いということではないのだけど、他人の世界の見方を認めるということは大事なのだよね。

　結局、妹の見方を押し付けられた兄弟たちは、それによって新たな生き方を見出していくけれど、自分の世界に固執し続けた妹は、袋小路にはまってしまった。でも、そのうちきっと、新たな世界を見出すことができるんじゃないかな。