ソル・ギョング先輩の若いころが見たいとかいう軽い理由で観るやつじゃなかったです…なんかもう…人生…
過去に遡る構成。なぜ主人公があの決断をしたのか？が徐々に分かる。
時代の暴力の被害者なのに暴力的でいなければ自分を保てない辛さ。
初恋の相手を、汚れてしまった自分とは関わらせたくない故の行動。
ここらへんが辛かった…
たびたび登場するペパーミントキャンディ。味は同じだけど、その時々で主人公にとって意味が違ってくるように思えて。見終わってからじわっと辛さが広がる。
主人公の20年を演じたソル・ギョング先輩のすごさよ。過去に遡るたびにちゃんと若くなり、表情も変化して本当にこの演技力どうなってるの？
そして泣きの演技もすごすぎて…ワーワー泣くのも、ふとした瞬間にポロッと涙が出るのも、ツーッと一筋の涙を流すのも。初めてギョング先輩を観た作品でも泣きの演技が印象的だったけどここまでとは。
