自粛明け２本目。この作品は兄妹の狂気をただただ感じ続けていた。あの土地に縛られてしまったらああなるのかな。妹の方がより危険に感じたけど、なんだか同性だけに刺さるまで行かないけどああなるの分かる、って思ってしまったり。衣装がいいんだけどあの過剰なファッションも狂気じみてて面白い。いや、彼女を包みこむような佇まいで飛ぶことに取りつかれてる兄の方がもっと狂気なのかも。
過剰なキリスト教への思い入れも彼女やその父の狂気のように感じるけど、ところで、あの彼はキリストとして描かれてたようにも思ったけどどうなんだろう。キリスト教への理解がもっとあったらなあ、って洋画を観た時思うことあるけどこれなんか正にそう。この話の意味するところは多分色々分かってないと思う。スピリッツって魂じゃなくて聖霊？とか思ったり。
