やったカニ

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしいのやったカニのレビュー・感想・評価

4.3
ぬいぐるみとしゃべる人"は"やさしい。
サークルの外側の、社会と呼ばれる領域はやさしくない、こともある。
ぬいぐるみとしゃべるという行為は、全肯定の行為。考えの異なる他者や、否定される余地は存在しない。
辛い話を他者にして傷つけないためにぬいぐるみとしゃべると言っていたが、それは同時に、自分を傷つけないためでもある。
「やさしさ」って打たれ弱さ、繊細さ…なのかなぁ。んー

…考えは、頭の中を漂ってまとまらない。
だけど、新しい視点から物事を考えるきっかけを貰えるのが、映画の良いところだと思うし、良い映画だと思う。
これは良い映画です。言葉にするのは難しい。
やったカニ

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