フランスの女性監督レベッカ・ズロトヴスキの最新作。
8年前に離婚し子供のいない40代の学校教師レイチェル（ヴィルジニー・エフィラ）が同じギター教室に通うシングルファーザーのアリ（ロシュディ・ゼム）と恋に落ち、彼と彼の4歳の娘レイラを愛し、絆を深めていくが・・
問題を抱えた男子生徒ディラン
彼女に惹かれている歳下の同僚ヴィンセント
トラウマとなっている事故死した母
レイラが通う柔道教室に迎えにきていたあるお母さん
希望する妊娠のため通う婦人科医（フレデリック・ワイズマン！）
予期せぬ妊娠を報告する妹
アリの元妻アリス（キアラ・マストロヤンニ ※マルチェロ・マストロヤンニ＆カトリーヌ・ドヌーヴの娘）
といった登場人物。
『Other People's Children』とやけにストレートなタイトルですが、アリの娘レイラ、そして妹の赤ちゃん、さらに生徒ディラン。レイチェルの他人の子供への愛情・母性、幸福感や葛藤などが描かれてます。
レイラちゃんのサンドイッチ（レイチェルとアリに挟んでもらい3人でハグする）のおねだりシーンにキュン。
ヴィルジニー・エフィラさん、『ベネデッタ』での演技も印象深いですが、本作では子供のいない中年女性の揺れ動く心情、恋愛、母性をしなやかに演じてます。（脱ぎっぷりの良さも素敵）改めてチャーミングな女優さんだなぁと。
トレーラー（英語）
https://youtu.be/NExKOaQpjTY
